古都さんぽ47 茶谷明宏
¥880
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47都道府県の古都で紡ぐ、静謐な時の風景と美しさ
京都の裏路地で着物の裾を翻す少女、奈良の春日大社前で白のブラウスにジーンズという清涼な装い、広島の宮島では神社の朱塗りに包まれた横顔。そんな、古都と呼ばれた47の土地で撮られた写真集が「古都さんぽ47」だ。117ページにわたる紙面には、それぞれの場所で見つけた瞬間が切り取られている。薄暮れの鴨川沿いでは、灯りに照らされた顔に影が落ち、長崎の坂道では、風に揺れるワンピースの裾が印象的。衣装も、袴に草履、セーターにマフラー、浴衣に草鞋と、季節と土地の空気を映し出したバリエーションに富む。
写真集を手に取れば、まるで自分がその土地を訪れ、モデルと同じ視線で風景を歩いているような気持ちになる。特に、各都道府県の歴史的な背景を押さえたロケ選びは、ただの風景写真集に終わらない。歴史好きな人、旅行好きな人、そして日常の慌ただしさから少し離れたい人にとって、この写真集は格好の「癒しの地図帳」となるだろう。写真集という形で、47の古都の魅力を再発見できる一冊だ。








