古都さんぽ46 茶谷明宏 サンプル画像1
もっとサンプルを見る(無料)

古都さんぽ46 茶谷明宏

出版社: バズブッカ97ページ2024-06-28
¥880

※価格は更新時点のものです。最新の価格は公式サイトでご確認ください

最安 ¥880(7/7)平均 ¥880今が最安値!

京都の風景に溶け込む、存在感だけで記憶に残る一冊

古都といえば誰もが思い浮かべるだろう、静謐な石畳や苔むした寺の境内。その光景に「不明」という名のモデルが、ごく自然に佇んでいる。茶谷明宏のレンズが捉えたのは、着物や浴衣、時には洋装といった衣装の変化が、季節の移ろいと一体化する瞬間だ。袂を揺らす風景写真と、存在感を放ちながらも決して主張しすぎない立ち居振る舞いの組み合わせが、この写真集の核心をつく。九条通りの路地裏でふと見つけたカフェのテラス、東山の山並みに沈む夕陽、祇園のしんとした路地で交差する視線——どのシーンも、見る者をその場に引き込むほどのリアリティを放っている。撮影は雨上がりの清水寺、紅葉の日差しが差し込む南禅寺、霧の立ち込める嵯峨野と、季節感を最大限に活かしたロケーションで行われている。日常から離れたいと願う人に、時間を忘れて風景に没頭したい人に、この写真集は贈り物のような存在になるだろう。一冊手に取れば、知らずのうちに古都の空気を纏い始めるはずだ。

似た写真集

このジャンルをもっと見る

関連記事